ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」
衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第11巻より
2018年(平成30年)10月14日 ベストグループ沖縄見聞会 ②
辞書にも「命とは生物の生きていく原動力」ときちんと書かれているのです。命がなかったら生きられません。あらゆる物質にも命が宿っています。命がなかったら姿形はありません。
だから、目には見えない水素や酸素の中にも命が宿っています。一つ一つの原子細胞にも命が宿っています。私は努力させて頂いた結果、そこまで分かるようになりました。
真理が分かるようになると、目に見えるものだけでなく、目に見えないものの中にも命が宿っていると分かるようになるのです。
私はもしかしたら、少しは真理に到達させて下さっているかも知れません。この肉体に付いた名前は『衣川晃弘』です。しかし、体は六大栄養素でできているものですから、何の力もありません。
沖縄が本土に復帰する前に、ここ沖縄に来たことがあります。当時は車も右側通行でした。当時の沖縄の方は、「社会の役に立つ人間になりたい。人類や社会の役に立ちたい」と夢を語っていた方が多かったです。
本土への復帰後も夢と希望を語っていた方が多かったです。しかし中には、時間の約束、金銭の約束、お互いに言い交わした約束を守らない方もたくさんいました。
このような方は失敗者の要因です。約束を破る人は人からも信用されません。私の父はそういう生き方をしてきたので、結局は失敗していったのです。
私は幼少期から父の人生を見てきて、父の良くないところは約束を破るところだと分かりました。だから、「僕は約束を守る人間になろう」と思いました。
そうすると、社会に出ても信用されて、成功させて下さいました。周りが安心して付いて来るのです。ベストグループの皆さんは「大先生は嘘を付かない」と言って下さいます。
約束を守るということは、人間の基本的なことでしょう。ですから、綺麗な話をする前に、人間としての道は破ってはいけないと思います。
約束の大切さをお教えするために、一万五千年前に偉大なる存在はラーマという肉体に直接御(お)入(はい)りになりました。五千年前に、人間を創った目的を御教えするために、偉大なる存在はクリシュナという肉体に御入りになりました。
人間だけが真実を知る力を与えられました。何のために人間は生まれたのか、何のために人間を創られたのかを知ることが、人間が生まれた目的です。
「私は何のために生まれたのでしょうか」という質問がありましたが、これは大事なことです。人間だけに真実を知る力を与えられたのです。
※内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。